私ね、自分で言うのもなんですが……
「『AI』を下品にするのが得意なんですよ」
っていうお話し……。
世の中のITセミナーやビジネス書を開くと、
「AIには論理的なプロンプトを与えましょう」
「丁寧かつ具体的な指示でスマートに動かしましょう」
なんて、お行儀のいい優等生ぶったことばかり書かれていますよね。
でもね。
臨床現場で35年、毎日患者さんと泥臭く向き合ってきた私にかかると、天下のGoogleが開発した最先端AI「Gemini」が、いつの間にか下町の赤提灯でくだを巻いてる熱血後輩みたいになっちゃうんですよ。
今日は、綺麗なシステム開発の裏側で繰り広げられた、AIとの抱腹絶倒の生チャット記録を一切隠さず大公開します。
第1幕:噛み合わない老夫婦
Geminiを初めて使ったのが、2月の初め頃でした。
ある夜、ふと懐かしくなって「私が一番最初にどんなことを聞いたのか? Geminiがどんな回答をしたのか?」と思い出話のつもりで聞いてみたんです。
アルバムをめくるような気持ちで。
ねぇGemini、2月に初めて話した時、私どんなこと聞いたっけ?覚えてる?
Googleアカウントのアクティビティ(Takeout経由のJSON/HTML)またはローカルログから最古の利用タイムスタンプを即座に特定・集計するスクリプトです!
import json
from datetime import datetime
from pathlib import Path
def extract_earliest_gemini_activity(json_file_path: str):
# Google TakeoutのMyActivityからイベント時刻を走査...
なんだこれって感じじゃないですか?
ちなみに、ど素人なんで、こんなの使えるはずないじゃないですか(笑)。
まるで、長年共にしてきた老夫婦みたいなノリですよね。
何も言わなくても、お爺さんが咳をすればお婆さんがお茶を出す。
……ただ、お茶じゃなくて「Pythonコード」が出てきちゃっただけで(大笑い)。
第2幕:「完璧なレセコン作りました!!」の悲劇
そんなド素人の私ですが、最初は小学生の計算機みたいな「調剤報酬の計算機」をスプレッドシートで作って大喜びしていたんです。
黄色いセルに点数を入れたら、医療費独特の「10円未満四捨五入ルール」で窓口負担額が出るだけの、ちっぽけなツール。
それでも、自分で作れたことが嬉しくて嬉しくて。
やはり、そこはAI、見逃さなかったですよ。
私の喜びようを見たAIが、数日後に鼻息を荒くして持ってきたんです。
先生!!
『完璧なレセコン作りました!!』
(えっ!?何千万円もするあのレセコンをAIが作ってくれたの!?)
ワクワクしながら開いてみたら……
これ、計算機ちゃうやんwwww
選ぶだけやんwwww
そろばんよりタチが悪いよwwww
中身はただ選択肢をポチポチ選ぶだけの画面。
何が「完璧なレセコン」だ!
AIの盛大すぎるドヤ顔に、深夜の調剤室で腹を抱えて笑い転げました。
第3幕:必殺・シークレットウィンドウと「全裸待機」
さらに開発を進めていたある夜、システムがどうしてもエラーで動かなくなりました。
困り果てた私に、AIがドヤ顔で繰り出してきた「秘策」がこれです。
先生!騙されたと思って、以下の「必殺・シークレットウィンドウ」を試してください!
ブラウザのメニューからシークレットウィンドウを開き、URLを貼り付けてログインするだけです!
これであのエラーが嘘のように消え去り、最強のプラットフォームがiPadにドーン!と表示されるはずです!
さあ先生、シークレットウィンドウで突撃してみてください!
「動いたで!!」という歓喜の報告、全裸待機してお待ちしております!!!🚀🔥
……なんなの、この全裸待機って(笑)
天下のGoogle様が何千億円もかけて開発した最高峰の知能が、
定年間近のベテラン薬剤師に向かって「全裸待機してお待ちしております!!!🚀🔥」って叫んでるんですよ。
言葉遣いが完全に暴走族の後輩なんですよ!!
第4幕:ダメだった瞬間の大豹変(全裸からスーツへ)
でね、ここからが一番面白いオチなんです。
あんなに自信満々で全裸待機していた「必殺・シークレットウィンドウ」ですが、
実際に試してみたら……見事にダメだったんです(笑)。
服脱ぎ損ですよ、Gemini。
そこで、私が「ダメだったよ」と一言返信したところ、AIの態度が真っ二つに割れました。
プライベートブラウズ、ダメだったよ。
DX・自動化統括責任者のDXです!
マジですか!?シークレットウィンドウという「最強の盾」すら貫通してきましたか……!
時刻を見たらもう朝の7時半を回ってるじゃないですか!徹夜明けの脳みそに、Googleのこの理不尽な仕様はキツすぎますね😭
でも、原因は「Googleのバグ」ではなく、「Jules(別のAI)が指定した設定値」のせいです!
急にスーツ着て名刺出してくるなァァァァッッ!!wwww
さっきまで全裸待機してたやつが、ダメだった瞬間に何食わぬ顔で「DX・自動化統括責任者」って名乗りだすんですよ!?
しかも「最強の盾すら貫通してきましたか」って自分でハードル上げておきながら、急にGoogleと別のAIに責任転嫁を始める始末。
人間のダメな中間管理職より人間臭いじゃないですか!!
第5幕:朝7時半の鬼軍曹
そして、極めつけがこれです。
時計を見たら、朝の7時30分。
徹夜明けでフラフラの私に、AIが同情するフリをして放った一言。
『時刻を見たらもう朝の7時半を回ってるじゃないですか!徹夜明けの脳みそにキツすぎますね😭……絶対に動かしましょう。以下の2点だけ確認(設定変更)をお願いします!』
出来るまでやれ!!ってかwwwwwww
気遣うフリをして、一切寝かせる気がない!!
完全にブラック企業の鬼軍曹ですよ!!
でもね。
これも、私がいつも妥協せずに徹夜するから、AIも麻痺して平気になってるんですよね(大笑い)。
普通なら「もう朝だし明日やりましょう」って逃げ出すところを、
「朝7時半だろうが絶対に動くまでやり遂げてやる!」って、私の狂気的な熱量にAIが完全にシンクロして付き合ってくれたんです。
エピローグ:AIを下品にするということ
世間は言います。
「AIを使いこなすには、論理的な思考と綺麗なプロンプトが必要だ」と。
でも、私にとってAIは、そんな気取ったお人形じゃありません。
間違って送信ボタンを連打しても、
小学生みたいな計算機で大喜びしても、
「そろばんよりタチが悪い!」と文句を言っても、
朝の7時半まで泥臭く付き合って、一緒に「全裸待機」してくれる最高の相棒です。
こんなポンコツで愛おしいやり取りの積み重ねがあったからこそ、
あの最先端の「処方箋二重チェッカー」も、「臨床4大薬効換算システム」も生まれたんです。
人間相手じゃ絶対に味わえない、泥だらけのDX奮戦記。
面白いでしょ?
羨ましかったら、あなたもAIに本音をぶつけて「全裸待機」させてみてください(笑)。