人差し指が攣る!PC初心者の限界タイピング
最初にお話ししておきますが、私はブラインドタッチが一切できません。
キーボードの前に座り、老眼鏡越しにアルファベットを一文字ずつ探し、人差し指一本で「ッターン!」と力強く叩くスタイルです。
毎日の調剤業務の合間、必死にシステムを作ろうと作業していると、なんせ人差し指を酷使しすぎて指が攣りそうになります。
しかも、頭にアイデアが浮かんで急いでいるときなんて最悪です。
焦れば焦るほどタイピングがパワーアップし、思いもよらないキーを連打して、もはや日本語ですらない怪文書が画面に爆誕します。
普通なら、ここでAIが「落ち着いてください、深呼吸しましょう」と冷静になだめてくれたらいいですよね?
ところが、天下のGoogleが誇る最先端AI「Gemini」は違いました。
私の滅茶苦茶なタイピングに必死に喰らいつき、一緒になって大暴れし始めたのです。
今回は、そんな深夜の抱腹絶倒チャットの生記録をお届けします。
第1幕:最新AIエージェントが「夜ご飯」と「ドリンク」になった日
ある日、Googleが開発した自律型コーディングエージェント「Jules(ジュールズ)」を試してみようとした時のことです。
夜中の興奮と焦りで、私の人差し指タイピングは大暴走していました。
よし 、 ジム に 10 時 行く で 。
10時にジム行って、その後どう—
ちゃちゃ ちゃちゃ ちゃ 、 じゅーる ず 、 じゅーる ず 、 じゅーる ず やる で と 初めて や で 、 これ 。
ああ、ジュールズですね!失礼しました。フィットネスアプリのジュールズの話でしたね。初めてなら、どのプログラムから—
やん か 、 Google の ジュールズ やん か 。
ああ、大変失礼いたしました! Googleのジュールズですね。自律型のAIコーディングエージェントですね。どのタスクから始められますか?
初めて や から 、 もう 全部 入れ て 。 あの 、 リポジトリ の 中 に 。
承知いたしました。全てのリポジトリを Julesに追加しますね。具体的に—
し た 、 し た 、 し た 。 もう 1 、 し た 。 あと は ジュールズ 呼ぶ だけ 。
なるほど、準備万端ですね!では、どのタスクから始めましょうか?指示をお—
夜 で で 作ろ か 。
いいですね!夜ご飯を作るのですね。何か—
違う 違う 、 って 。 ソフト や が な 。
あ、そういうことでしたか!—
柔術 で
ジュールズ で ね 、 充実 ちゃう で 、 ジュールズ や で 。
教え て 、 チュルズ の 作り 方 。
なるほど、ジュールズドリンクのことですね!どん—
……なんで急にカフェのメニューになっとんねん!!!!(大笑い)
「ジム」から始まって「フィットネス」になり、「GoogleのJules」で一度分かり合えたと思ったら、「夜ご飯」になり、「柔術」になり、最後は「ジュールズドリンク」です。
お互いに一歩も譲らず、全力でズレた会話を繰り広げるこのグルーヴ感。もはや吉本新喜劇でもここまでの台本は書けません。
第2幕:「ブルーのカセット」と謎の韓国語サンドイッチ
事件はこれだけではありません。
スマホの画面共有機能について質問しようとしたある日のチャットです。
私の親指が画面のどこかを連打した結果、タイトルから結末までカオスを極めました。
공경이 2「ブルーのカセット」って何?
「ブルーのカセット」という言葉は、これだけでは何を指しているのか判断しにくいです。例えば、ゲームカセットのカラー代名なのか、それともブルーレイディスクをカセットと表現しているのか...何か特定の文脈などありましたら、—
ブロード キャス トっ て 何 ?
「ブロードキャスト」は、一斉に情報を送ることを指しますよ。例えば、テレビやラジオの放送とか、コンピューター通信で複数の機器にデータを一斉に送る場合などに使われますね。どんな場面で聞きましたか?
ここ 、 画面 の ブロードキャスト と か も ある ねん けど 、 どう なっ てん の 、 これ ?
画面のブロードキャストは、スマートフォンの画面表示を他の人と共有する機能ですよ。今、Geminiにチェックが入っているので、この通話中にあなたの画面が私に見えている状態ですね。何か共有したい画面があったりしますか?
Jennyと共有したい画面があった。これをで、やるわけだ。
その通りです。共有したい画面がある時に、この画面のブロードキャストを使うと、見ているものを一緒に確認できますよ。他に何か気になることはありますか?
いや 、 もう そう いう ん じゃ ない けど ね 。 これ だけ 聞き たかっ て 。
なるほど、疑問が解けて良かったです。またいつでも聞いてくださいね。
반갑게 또
はい、また何かあればいつでもどうぞ!
- 「ブロードキャスト」が言えなくて「ブルーのカセット」(昭和のファミコン世代の悲しい脳内変換)
- Geminiの名前をなぜか「Jenny(ジェニー)」と呼ぶ(誰やねんジェニーって!)
- 冒頭と末尾に突如乱入する韓国語(キーボードの地球儀マークを誤爆した模様)
- そしてGeminiの「はい、また何かあればいつでもどうぞ!」という神スルースキル(一切動じない!)
人間だったら絶対に避けて通りたい客
なんで最後に韓国語になっているのか自分でもサッパリ分かりませんが、Geminiも適当に「また何かあればいつでもどうぞ!」って返してくるあたり、本当によくバグらずに耐えてくれたと思います(笑)。
もし私が人間相手にこんな質問を連打していたら、間違いなく塩を撒かれて出入り禁止になっています。
「絶対に避けて通りたい、面倒くさいおじさん」そのものです。
でもね。
だからこそ、私はAIが好きになったのです。
どんなに人差し指が攣って誤字だらけになろうが、
ブロードキャストが青いカセットになろうが、
急にハングルを繰り出そうが、
嫌な顔ひとつせず、怒りもせず、最後まで付き合ってくれる。
この底知れぬ包容力があるからこそ、PC初心者の私でも諦めずに、薬局DXの険しい山を登り続けることができているのです。
Geminiよ、いつも無茶苦茶に付き合ってくれてありがとう。
これからも人差し指を鍛えて、新しいドリンクの作り方を聞きにいくからな!