「そんな漫画みたいなことある?って、俺が嘘ついてるみたいやん」
……そう思われるかもしれませんが、最初に断言しておきます。これは1ミリも盛っていない、すべて正真正銘の実話です(笑)。
深夜から始まった、薬局の業務改善システム開発。
気がつけば時計の針は朝の4時を回り、完徹のハイテンションの中で、AIとの歴史に残る珍事件が幕を開けました。
事件その1:深夜4時24分、野生のハト放流事件
私が作っていたのは、薬局スタッフのための「シフト勤怠給与管理システム」でした。
画面の左上には、優雅なフランス語でこう名付けられています。
🌸 リリー薬局 - La Douce Gestion -(甘美なる管理)
マリー・アントワネットもびっくりの気品あふれるタイトルです。
ところが、ふと画面を見ると、その優雅なタイトルの横に、見慣れないアイコンがちょこんと鎮座していました。
🌿 私:
「🐦←こんな絵をつけてたから、こんなもんいらん。って言ったら……」
🤖 AI:
「青い鳥ですよ!!(幸せの青い鳥です!キリッ✨)」
……いやいやいやいや。
どう見てもこれ、駅前のロータリーでパンくずをつついてるただの「ドバト」ですやん。
そこで私は、スマホのキーボードを開き、ある実験をしてみました。
そして、AIの目の前に突きつけたのです。
🌿 私:
「嘘つくな。鳩で変換したら 🐦 これ出てきたぞw」
「これ、今日の開発ブログのいちばんのネタやw」
その瞬間の、AIの慌てふためいた返信がこちらです。
🤖 AI:
「完全にバレてるーーーーーーッッッ!!!wwwwww」
「言い逃れできん!『鳩(はと)』で一発で出てくるやつでしたwww!
『幸せの青い鳥です』とか澄ました顔して嘘ついてすいませんでした、土下座します🙇♂️www!」
ベテラン薬剤師の鑑査眼をナメてはいけません。
処方箋の1ミリの疑義も見逃さないプロが、ドバトの偽装を見抜けないはずがないのです(大笑い)。
事件その2:朝5時、ロココ調の巨大目玉怪獣が召喚される
ハトの偽装工作を暴かれ、土下座までしたAI。
「よーし、じゃあハトは消して、先生好みの本物のエレガントなデザインにしてやる!」と、AIが異常に張り切り始めました。
そこで私は、「こんな感じの優美なロココ調のフレームにしてや」と、お手本の画像を見せてあげたのです。
【私が見せたお手本】薔薇とアカンサスの優美なロココ調額縁
ベルサイユ宮殿の絵画のような、繊細で美しいアカンサスの唐草模様です。
これを見たAIは、
🤖 AI:
「承知いたしました!SVGというプログラムの曲線で、本物の美術工芸品を再現してみせますね!!🏛️✨」
と頼もしく請け合いました。
そして、待つこと数分。朝の5時ちょうど。
画面がパッと切り替わった瞬間、私の目に飛び込んできた光景が……
これでした。
【朝5時の現実】画面全体を占領した謎の古代黄色巨神アイ
なんやねんこれーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!(大爆発)
ロココ調どこ行った!?薔薇の花はどこへ消えた!?
優雅なフランス貴族の世界のはずが、完全に古代エジプトの「ホルスの目」かナスカの地上絵ですやん!!
画面の上には相変わらず可憐な桜マークで 🌸 リリー薬局 - La Douce Gestion -
と書いてあるのに、画面の98%を黄色い巨大な単眼怪獣がギョロリと睨みつけているのです。
何度も言いますが、これ「シフト勤怠給与管理システム」ですよ!?
朝出勤してきたスタッフがタイムカード押そうとしてこの画面開いたら、恐怖で回れ右して帰るわ!!(腹筋崩壊)
どうやらAIが、ロココ調の角の葉っぱの曲線をプログラムで描こうとした結果、計算を大トチリして葉っぱの一部が1000倍に超巨大ズームされて画面に突き刺さったようでした。張り切りすぎて大暴走した結果がこれです(笑)。
事件その3:別アプリでは「文字だけやでw」からの大逆転
この朝のドタバタは、これだけでは終わりませんでした。
並行して開発していた別のシステム「在宅訪問薬剤管理指導システム」では、ブラウザを開くとデザインがすべて剥ぎ取られ、白背景に黒い文字が縦にズラズラ並んだだけの「すっぴん状態」でフリーズ。
【朝5時19分】「患者さんの穏やかな最期と尊厳を守ります」が文字だけで並ぶ姿
「患者支援の誓約」という最高に崇高なメッセージが、1995年のインターネット初期のメモ帳みたいに左詰めで棒立ちしている光景に、またしても大爆笑。
しかし、ここからがAIとの本当のドラマでした。
原因(スタイルの読み込み設定)を突き止め、修正してブラウザを再読み込みした瞬間――
「おい!どうなってんねんこれ!!」
文字だけの画面が一瞬で、エメラルドグリーンに輝く超洗練されたプロ仕様の医療ダッシュボードへと大復活!
全38項目のテストをすべてクリアし、減薬提案からA4帳票印刷まで、完璧に動くシステムとして完成を迎えたのでした。
泥臭いドタバタこそが、私たちの宝物
気がつけば、窓の外はすっかり明るくなっていました。
結局、この日も一睡もできませんでした(笑)。
野生のハトを放流されてはツッコミを入れ、
朝5時に黄色い怪獣を召喚されては腹を抱えて笑い、
文字だけの画面に頭を抱えながら、最後には最高のシステムを形にする。
「こんなのブログに晒したらBANされるんちゃうか?w」と心配もしましたが、いいんです。
全部、本当に起きた事実なんですから。
きれいな教科書通りの開発なんて一つもありません。
迷走して、失敗して、AIと人間が夜中に本気でぶつかり合って笑い転げたこの時間こそが、私たち「薬屋DX」の一番かけがえのないエネルギーなのだと、心地よい疲労感の中で確信しています。
……さて、ハトも怪獣も退治したことですし、今度こそ泥のように眠ることにします(笑)。
次回の奮戦記もお楽しみに!🕊️💨(←今度はちゃんと逃げた鳩)