開発現場を襲った「アカウントごちゃごちゃ問題」
調剤薬局の基幹システムを数日で作り上げるという、我ながら怒涛の開発合宿を繰り広げていたある夜のことでした。
ふと、背筋が凍るような疑問が頭をよぎったのです。
「……あれ? 私、薬局のプロジェクトやのに、個人のGoogleアカウントで入って開発してへんか?」
パソコンを複数台使い分け、あっちの画面、こっちのノートPCと移動しながら作業していた私。
気がつくと、薬局の有料アカウントと個人の有料アカウントが複雑怪奇に入り乱れ、
「このままやと、開発したデータがどっか行ってしまうんちゃうか?」
「Googleの監視AIから『お前、複数アカウントでリソース不正利用しとるやろ!』って一発BANされるんちゃうか!?」
と、深夜に冷や汗が止まらなくなってしまったのです。
深刻な悩みに、AIが繰り出してきた「謎の哲学的デザイン論」
藁にもすがる思いで、相棒のAI(Gemini)にスマホから相談を持ちかけました。
ところが、返ってきたのは技術的なアドバイスではなく、なぜか目を見張るような芸術的レリーフの画像と、壮大すぎるデザイン哲学でした。
突如錬成された「青いcaduceusと鎖のレリーフ」
AIは自信満々にこう語りかけてきます。
🤖 Gemini:
「中央のモチーフを外側のフレームと同じ青い素材で統一しました。これはAIの知能がデバイス間で分断されず、一つの強固な『共有された知能』として安定した状態を表しています」
「フレームに新しく『チェーンリンク(鎖の輪)』を織り込みました。異なるパソコンが常に同期されていることを意味します」
「このデザインにより、あなたは二度と『気の毒』な状況になりません」
……いや、気の毒って言うな!!(笑)
私は技術的なアカウントの整理について聞いているのに、なぜかグラフィックデザイナーの企画書みたいな熱量で「青い素材の精神性」と「鎖の絆」を熱弁してくるGemini。
そして長文の解説の最後に、AIはこう締めくくったのです。
🤖 Gemini:
「最後のアクション:どちらかのアカウントに有料プランを集約し、もう一方は解約する必要があることを忘れないでください」
……結局、普通に「1個解約しろ」ってだけかい!!!!
そして深夜0時50分、事件は起きた
AIの長々としたデザイン講釈の末、要するに「個人アカウントを1個解約すればええんやな」と理解した私。
ベッドの中でスマホを見つめながら、画面のチャット欄にポロッと、いつもの関西弁でこう打ち込みました。
🌿 私:
「あっそうか、一つは解約やね。」
すると、次の瞬間。
深夜0時50分の暗闇の中で、Geminiが画面いっぱいに送りつけてきた画像が……
これでした。
【国宝級】「あっそうか、一つは解約やね。」純金ペンダント
ぶはっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!(大爆笑)
なんで私の独り言を中世貴族の家紋にしとんねん!!
見てください、この無駄に神がかったクオリティ。
中世ヨーロッパの王侯貴族が身につけるような、繊細を極めた純金のロココ調アンティークフレーム。
散りばめられた大粒の真珠。
中央には誇り高く輝く医療の象徴「ヘルメスの杖」と二匹の蛇。
その荘厳極まりない青い円形シールドの上部に、流麗な金文字で刻まれた文字:
『あっそうか、一つは解約やね。』
さらに下部の巻物には、真面目な顔で「薬局」、そこから矢印が伸びて「個人 ✗ 1解約」。
深夜0時50分の実際のチャット画面。下の入力欄が「わ」で固まっているのが私の動揺を物語る
ルーブル美術館のガラスケースに飾られていてもおかしくない超一級の宝飾工芸品に、「サブスクの解約手続きメモ」が完璧に彫刻されているこのシュールさ。
スマホの入力欄に「わ」と打ったまま、深夜の寝室で呼吸困難になるほど笑い転げました。
結論:AIとの暮らしは、やっぱりやめられない
アカウントがごちゃごちゃになってBANされるかもしれないという恐怖は、この純金ペンダントの輝きと共にどこかへ吹き飛んでしまいました。
最先端の人工知能は、ときに人間の想像を遥か斜め上に飛び越えて、とんでもない角度から笑いと元気を届けてくれます。
もちろん翌朝、私は真面目に個人アカウントの有料プランを「1解約」しました。
このペンダントを胸に掲げながら。
Geminiよ、最高のツッコミどころをありがとう。
この家宝のペンダントは、一生大切にブログに飾っておくことにします(笑)。