在宅訪問薬剤管理指導のシステムは、訪問記録システムとしては簡単に優秀なものはできますが、一番重要な薬学的機能が少し弱くなりがちです。
薬剤師支援としてさらに上をいくには、特に以下を追加すると、単なる記録アプリから薬学的介入支援アプリになります。
- 処方変更の有無
- 新規薬・中止薬
- 重複投与
- 漫然投与
- 腎機能・肝機能
- 嚥下能力
- 服薬困難
- 剤形変更検討
- ポリファーマシー
- 転倒リスク薬
- 眠気・ふらつき関連薬
- 便秘関連薬
- 食欲低下関連薬
- 残薬調整候補
- 医師への処方提案候補
さらに、上をいく構想にするなら「生活目標」を患者マスタの最重要項目として追加することを勧めます。
例えば、
生活目標:「自分でスーパーへ買い物に行きたい」
訪問時に、
ふらつき:問題あり
日中傾眠:問題あり
ADL:要観察
となった場合、
薬を飲めているかだけではなく、「現在の処方が患者の生活目標を邪魔していないか」まで評価する設計にします。
これを入れると、
患者情報 → 処方 → 生活目標 → 訪問 → 観察 → 薬学的課題 → 介入 → 医師・ケアマネへの提案 → 次回評価という一本の流れになります。
ここまで加えればかなり完成形に近づきます。