【第005話】たった数行の日本語からMacCareが生まれた!

#Vibe Coding#Drive Coding#Antigravity#AI開発#プログラミング初心者#薬屋DX奮戦記
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キャッチコピー: 「コードは書けない。でも、開発はできる。」「昨日の失敗を、明日の誰かの近道に。」「AIに任せる。でも、AI任せにはしない。」
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今回の話は、今振り返っても自分自身で「面白いな」と思います(笑)。

Macのお掃除アプリ「MacCare」を作るとき、私が最初に入力したのは、難しいプログラミング用語や英語の開発指示ではありませんでした。


1. 実際の指示文:コードを出さずにいい案を教えて

私が一番最初に入力した指示文が、これです。

ここではアプリ開発の計画を立てるので、コードを出さずにいい案を教えてください。
⚡ 奮戦・失敗メモ: ⚡ 最初の指示文

そして、自分が作りたい機能を、思いつくまま普通の日本語で並べました。

  • Macの不要ファイルを掃除したい。
  • 重複しているファイルを見つけたい。
  • アプリをきれいにアンインストールしたい。
  • CPUやメモリの状態を知りたい。

たったそれだけです。


2. 初心者向け解説:最初からコードを書かせなかった理由

今から考えると、「最初からコードを書かせなかったこと」が最大の成功要因でした。

最初に「コードを書いて」と頼むと、AIはすぐにプログラムの実装に話を急ぎます。すると「どのライブラリを使うか」「どんな関数にするか」という技術論ばかりになり、肝心の「誰がどう使うのか」が置き去りになってしまうのです。

私はまず、何を作れば便利なのかをAIにじっくり考えてもらいました。
そして、AIから返ってきた開発計画書を読んで、分からないことを素朴に質問しました。

  • 「小さく作って拡張するってことですか?」
  • 「実際にどう使うのか想像できないので、画面のイメージを教えてください」

現場の「制約」を伝える

さらに、私は現場にとって極めて重要な前提条件を伝えました。

「グループ企業に数百台のMacがある。社内向けなので無料にしたい。私用で勝手に使えないようにしたい」

この条件を伝えた瞬間、AIの設計方針が一変しました。
一般ユーザー向けの有料販売アプリではなく、「社内IT管理に特化したセキュアな業務アプリ」へと方針が大きく舵を切ったのです。

💡 💡 最初は自分のMacBookとiMacで試す

私は、いきなり数百台のパソコンへ導入しようとは夢にも思いませんでした。

「まずは、手元にあるこのMacBookとiMacで試したい」

そう伝えたことで、最初は「基本的なファイル清掃」「システム状態の監視」「パスワードによる管理者認証」という最小限の機能(プロトタイプ)から着実に進める計画になりました。

「Xcodeって何のために必要なんですか?」(笑)

そして、当時の私の記録に残っている次の質問がこれです。

「Xcodeって、何のために必要なんですか?」

Macアプリを作ろうとしている人間が、Macの公式開発ツールである「Xcode(エックスコード)」の存在すら知らなかったわけです(笑)。

でも、知らないから質問する。
理解できたら、次へ進む。
こうして、知識ゼロの薬剤師によるMacCare開発の第一歩が始まりました。


3. 成功・失敗・未確認

項目判定現場での事実
今回の正解✅ 成功コードを書かせず「計画とアイデア出し」から始め、現場の制約(社内利用・無料・不正防止)を明確に伝えたこと。
今回の失敗❌ 失敗最初はあれもこれもと欲張り、一度に全部作ろうとして確認範囲を広げすぎそうになったこと。
未確認のこと⚠️ 未確認数百台規模の端末管理において、将来的に集中管理サーバーやMDM連携が必要になるかどうか。

4. 次に使える指示文(もう一度使う指示文)

アイデアを具体的な設計に落とし込むためのプロンプトです。

ここではコードを書かず、作りたいアプリの目的、必要な機能、現場の制約条件を整理してください。
既存の標準機能で解決できる場合は新規開発を勧めないでください。
まずは手元で安全に検証できる「最小限の試用版(MVP)」を提案してください。

5. 未来の自分への申し送り

  • 今回分かったこと: 最初からコードを書かせない。目的・使い方・制約を日本語で固めるのが最速の近道。
  • 失敗したこと: 知らない言葉を恥ずかしがってスルーしそうになること(「Xcodeって何?」と堂々と聞いて大正解だった)。
  • これから改善すること: どんなに大きなシステムでも、まずは「手元の1台で動く最小版」から始めること。
  • 次回(第006話)の予告: 『テスト13件から40件へ!ところで何が良くなったんですか?(笑)』――テスト件数という数字の罠と、実用性の見極め方。

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